先日、素晴らしい出会いがありました。
みなさんは、身体が不自由な人に対してどんな感情を抱きますか?
五体満足な人に比べて、出来ない事や日常に不便な事がたくさんあって大変そうだと感じるかたがほとんどかと思います。
今回ご縁があり、身体障害を持つ男性が北大阪TCに遊びに来てくれました。
大内秀之さんは生後すぐに脊髄に腫瘍が見つかり、摘出手術により両脚の感覚をほぼ失ってしまう重い障害が残りました。
そんな大内さんは「一般社団法人フォースタート」を設立、理事長を努める傍ら
車いすバスケやパラクライミング(壁登り)の大会で大活躍されており、アクティブなだけでなく、
「障がいがあるから出来ない」ではなく、「壁?いやいや壁は超えるもんでしょう!」と、さすがクライマーだなと思わされるポジティブマインドの持ち主です^^
前回北大阪TCに来られた際に教習用重機を見て、「乗りたい!!」と思ったそうで、今回は自力で重機に乗り込むという挑戦をするために訪問してくださいました。
大内さんが来られる前、私たちは
「いやいや、ユンボのシートまでだいぶ高さもあるし…足が使われへんかったら厳しいやろ…一人で難しそうやろうし、サポート方法考えとかな」と考えていました。
しかし大内さんは、
「失敗するところを笑って見てやってください!そして身体障がいを持つ人が今後重機の免許を取りたいとなった場合に、一体何が必要なのか、どうすれば取得に繋がるのかを検討してください。」と、おっしゃいました。
いざ車イスからユンボに乗り移る…これが動画でお見せ出来ず残念です(T T)
まずユンボの何処を持つのか、どう身体を移動させていけばいいのかを頭の中でシミュレーションして、両手のみでものの見事に乗り込むことに成功!!
うちの講師が操作方法を説明しながら実際に操縦してもらったんですが、大内さんのキラキラとした笑顔や、前進したときの歓声、そのどれもが私たちスタッフにとっても嬉しくてうれしくて…^^
業務に必要だから資格を取得される方はもちろん、重機が好きだけど自分が資格を取れるのか不安…という方にも全力でサポートしていきたいと心から思えた、そんな日でした。